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粉体塗装

粉体塗装とは

通常の液体塗料は、溶媒として有機溶剤や水などを使用している為、火災や中毒などの危険性や環境などへの影響が懸念されます。これらの危険性や問題の主原因となる有機溶剤などを使用せず、100%固形状の粉末塗料(粉体塗料)を使用し、静電粉体塗装法(吹きつけ塗装)、流動浸漬法(浸漬塗装)などで塗装を行う、主に工業塗装に利用されている技術です。
粉体塗装
液体塗装

塗装工程

静電塗装
浸漬塗装

粉体塗装の長所

①公害・災害の発生を抑えることができること

 有機溶剤の発散がないので、大気を汚染することもなく、引火しにくい。消防法の危険物の扱いを受けないため、保管や現場管理が容易である。

②1回の塗装で厚く均一な塗膜が得られること

 たれ、たまり、ピンホールなどの塗膜不良が発生しにくい。このことは、高度な吹付け塗装技能が必要でないことを意味する。セッティングも不要なため、ラインの自動化も容易である。

③高性能は塗膜が得られること

 常温で溶解しない樹脂や、難容性のため利用できなかった高分子量の樹脂が仕様できるので、幅広いニーズに対応する高性能な塗膜が得られる。

塗料損失が少ないこと

 回収粉末が再利用できるため、ランニングコストが抑えられる。回収効率は、流動浸せき法、静電吹付け法でそれぞれ80~99%、95~99%ときわめて高く、省資源形塗料である。
株式会社タカミインダストリー
〒446-0045
愛知県安城市横山町赤子1-86
TEL.0566-76-0121
FAX.0566-76-0778

<事業内容>
金属塗装全般 粉体塗装 焼付塗装 機械の塗装 設備機械の塗り替え

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